RUSSIA & SCANDINAVIA    HELSINKI    〔1/3〕

2001/7/7(土)、ドーブラエ ウートラ(おはようございます)  明け方、少し雨が降ったようです。
今日は、国際列車でサンクトペテルブルグから国境を越えて、フィンランドのヘルシンキへ向かいます。


1279-24 1279-25
サンクトペテルブルグのフィンランド駅
列車は、7:15に出発します。


1279-27 1279-28
2等車は、1室の定員が6名になっています。
最近、規則が変わったとかで、通路に荷物を置くことができません。
座席の下も狭くて、皆で重いスーツケースを持ち上げました。
華奢な棚で、いつ落ちてくるかと心配です。


落下の恐怖におびえながらも、朝が早くてお腹がすきました。
デザートは、小粒でも甘くておいしいロシアのりんごでした。(^_^)


1279-29
8時過ぎ、山の中の国境の駅で停車。 男女ペアの係官が乗り込んできて、一部屋ずつ出国検査が始まりました。
ロシアの通貨ルーブルは、国外持ち出し禁止のため全部使い切りましたが、入国時に所持金の申告を していましたから、日本円を全部見せろということで、お札を数えられる緊張の一幕がありました。


1281-12
並べて記念撮影をしておきました。
上から500p(ルーブル)、100pの表と裏、10pの表と裏そして5pです。
この他に50pがあります。換算レートは、1$≒28pでした。

1時間ぐらい停車していたでしょうか、無事に検査が終って再び列車は走り出しました。


1279-34 1279-31
金網で区切られた国境を越えてしばらく行きますと、平野に出て明るい風景が広がってきました。

出国の緊張から開放されて、皆さん車窓の風景に見入っておられます。


RUSSIA & SCANDINAVIA    BACK     NEXT