今日は、プーシキンにあるエカテリーナ宮殿を見学します。
プーシキンは、サンクト・ペテルブルグから20kmほど離れた所にある町で、ロシアの詩人の名が付けられてい
ます。
見る見る間に行列ができてしまいました。
エカテリーナ宮殿は、ロシアバロック様式を代表する建築家ラストレリの設計によって1756年に完成しましたが、
1944年ドイツ軍によって破壊され、その後修復されて当時の姿を再現しています。
この宮殿は、日本人とも深いかかわりをもっていて、18世紀末、大黒屋光太夫らが漂流してロシアに渡ったとき、
北洋の島からサンクト・ペテルブルグまで来て、ここでエカテリーナ女帝に謁見し帰国の許可を得ています。
生き残った3人が無事帰国したのは、日本を出てから10年後のことだったとか。
二体のかわいい神様です。