雪解け水が満々と流れています。
列車は山野を駆け抜けて行きます。
所々に残雪が見られました。
標高866mのミュルダールで、登山列車で有名なフロム鉄道に乗り換えました。
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フロム鉄道は、全長20.2kmの急勾配を50分かけて、海抜2mのフロムまで下がっていきます。 |
途中、ヒョース滝の前で数分間停車します。
滝の落差93m、すごい水量です。
ちょっとわかり難いのですが、中央やや
右に赤いドレスの女性が現れて、天女
のように舞ってくれました。
通常の軌道を走る鉄道としては、世界で一番きつい勾配を走っています。
行程の8割までが55/1000の勾配だそうで、これは1mに対して高低差18pに相当するそうです。
フロム鉄道は、トンネルを1m掘るのに1か月もかかる重労働の末に開通しただけあって、
いたるところ目を奪われる光景の連続でした。